経済指標が発表されると為替レートが一気に動くことが多いです。そのなかでも一番顕著なのがアメリカの雇用統計です。FX初心者の方はなんで経済指標が発表されると動くのかいまいちピンとこないかもしれません。
そこで今回は経済指標の発表で、なぜ為替レートが動くかご紹介します。
■雇用統計発表って何を意味するの?
一番人気の雇用統計を例にして説明していこうと思います。
そもそも雇用統計とはざっくり説明すると農業以外の民間で払われたパートもアルバイトも含む雇用者データです。要するにサラリーマンとバイトの雇用者データって思えばわかりやすいかも。
■雇用統計で為替レートが動く理由
どんなふうに為替レートに影響するかを風が吹けば桶屋が儲かる的に説明します。
雇用統計がいい→働く人が増えた→仕事が増えたんじゃね→景気回復してるんじゃね→アメリカが他の国より景気がいいなら投資するべきじゃね→世界からドルが買われる→ドル高になる→アメリカのオケ屋が儲かる。
って感じです。こんな感じでドルが買われていくわけです。こうやって考えるとなんか結構わかりやすくないですか。
ただ何となく雇用統計の発表時間を待つより、過去の数値をみて前回より増えたか減ったかを発表後に照らしあわせて判断することでファンダメンタルズトレードが出来ますし、上下にすごい動いても自然に自分なりに納得しておけばそれに翻弄されることなくトレードすることが出来ます。
FX初心者のかたはこういった点も注意して日々の指標をチェックしていくとトレードも楽しめると思います。