確定拠出年金は自己負担で運用する企業年金ですが、会社を退職したりした後そのままにしておくと手数料だけが発生して手数料でマイナスになっていきます。今回国民年金基金連合の調べで43万人もの人が何の手続をしない人がいるので対処法を教えます。
401K確定拠出年金は退職後半年以内に移管手続きを
転職や定年で退職した人に多いんですが新しい就職先や転職を探すのに忙しくて401Kの確定拠出年金のことはすっかり忘れていますよね。これを半年放っておくと積立金は国民年金基金連合会に移って、運用されないまま毎月51円の管理手数料が発生します。年間1112円の損失です。
さらに国民年金に基金連合へ自動移管される場合に自動的に手数料が発生します。更にそれに気がついて証券会社などに移管する時にまた手数料がかかります。なんという恐ろしいほど手数料地獄
しかも移管手続手続も面倒で、国民年金基金連合会に連絡をして書類を送ってもらって、そして移転先に移管手続の書類をもらって移管手続をするという2回も手続が必要になります。
実際自分が転職で忘れててやっちゃったんで本当にめんどくさいです。
退職転職後の確定拠出年金の手続はどうすれば?
転職後に401K制度がある場合
新しい会社の人事や総務にいって企業型の加入手続きをやってもらえるのでこれは結構かんたんです。
転職後に401K制度がなく企業年金がある場合
移管先から書類を貰って今まで積み立てた分は個人型で積み立てた分だけを運用するという流れになります。
転職後401Kも企業年金もない場合もしくは個人事業主やフリーター・パート無職の場合
個人型の加入で更に積み立てて運用していくことが出来ます。当然積立分は非課税になります。もしくは、今まで積み立てた分の資産だけでのみの運用となります。
401K運用管理会社一覧
大体どこの証券会社でも対応してくれますが手数料が違います。とりあえず大手銀行証券会社などを一覧にしておきますね。
どこがおすすめか!っというとSBI証券がめっちゃオススメです。自分もSBI証券を使っています。50万以上の積立なら年間運用かからないので助かります。各証券会社預け入れ金額で変わってきたりしますのでその辺りは事前に確認して下さいね。
金融機関名 | 年間 運用手数料 |
---|---|
SBI証券 |
0 |
スルガ銀行 |
0 |
三井住友海上 |
3,564 |
東京海上日動火災 |
3,624 |
三井住友海上 |
3,660 |
りそな銀行 |
3,792 |
ソニー生命 |
3,888 |
大和証券 |
3,888 |
損害保険ジャパン |
3,888 |
三井住友銀行 |
3,888 |
住友生命 |
3,888 |
みずほ銀行 |
3,888 |
横浜銀行 |
3,948 |
野村證券 |
4,104 |
三菱東京UFJ銀行 |
4,212 |
第一生命 |
4,260 |
東京海上日動火災 |
4,272 |
岡三証券 |
4,404 |
明治安田生命 |
4,404 |
ゆうちょ銀行 |
4,440 |