FXをやっているといろんな手法を聞きますよね。ブレイクアウトだったり、ピラミッティングだったり逆張りだったり、ハイレバだったり資金管理だったり。全く同じような方法をコピーしても最終的には稼げない。そんな理由を今回はご紹介したいと思います。
■Fx手法はコピーできても、経験はコピー出来ない
これは別にFXに限った話でもなく、勉強だったり仕事だったりなんでも共通するお話です。わかりやすく料理で説明しましょう。
レシピと材料がセットになった宅配セットを頼んでいます。そのため材料を買うこともしませんし、調理方法も自分で考えることもありません。完全にマニュアルどおりに料理をするだけです。
ある日、宅配セットの会社が倒産してしまいました。奥さんはスーパーに行ってみました。ここで奥さんは気が付きました。どんな野菜を買っていいのか、そもそもどんな料理を作ればいいのか。
その時奥さんは自分では何も決められないことに気がついたのです。
■トレードは自分でレシピを考えて材料を決めるのと変わらない
料理に100点はありません。体調にもよるし、季節によるし、その時々で対処しなければいけません。トレードだってそうです。自分にあった手法や資金管理があります。それを見つけるためには自分で考えて自分で経験するしか無いんです。
人の手法をコピーするのは簡単です。でも、もしその手法が効かなくなったらどうしますか?そこから考えればいいかもしれませんが、自分で判断する能力が培っていないのでその手法をやめるという選択自体の発想が浮かびません。
■稼いでも損しても残せるものは経験
稼いだ時も損をした時もそこには自分が選択した結果が残ります。それをそのまま振り返らないでいると唯の結果となってしまいます。そのFXの結果を経験に変えるためには反省会が大事なんです。
■じゃあ人から手法を聞いちゃダメなの?
人から手法を聞くのはいいことです。でもただ聞くだけではダメです。自分のトレード手法をあわせて伝えてそれぞれの良い所ダメな所を指摘しあってそこから新しい発想力を培うことで一つ上のフィールドに上がれるんです。