FXは1勝9敗でも稼げるといいます。損切りをしっかり入れていれば1回の利益でプラスになります。しかし、そもそも上がるか下がるかの2択で損と利益の比率を1:1とした場合で考えてください。勝率50%でプラマイゼロと思うかもしれませんが50%だと損失で終わります。その理由を紹介していきます。
■勝率50%以上を目指さないとメンタルが持たない
ある程度FXに慣れた人でもずっと連敗で時々の利確ではぶっちゃけメンタルはもちませんし、そもそもそれだけ損切りをするならまずはエントリータイミングを見なおす必要があります。ちなみに慣れている人は資金管理は損益比率をコントロールできているので気持ち保つことができます。
ではFX初心者の場合はどうでしょうか、資金管理方法やトレードルールが定まっておらず損益比はおそらく1:1でトレードしているともいます。実際は損大利小となっていると思うので損の比率のほうが多い人も中に入ると思います。
1勝9敗でプラスになると思ってもメンタルがついていかず損を出すに連れて焦って1回のエントリーのロットが大きくなってしまいロストカットを食らって退場となります。
メンタルを維持するためにもトレードの当初は勝率を50%で損益比を最低でも1:1を目指すことが必要です。
■ではなぜ勝率50%だとトントンでは無いのか
1回のトレード当たりの損益比率を1:1とした場合、勝率が50%だとプラマイ0になると思われがちですが実は落とし穴があります。すでにお気づきの方もいると思います。そうです。スプレッドです。
FX業者に支払うスプレッドのためにどうしても勝率50%だと絶対に稼げないようになっているのです。これをクリアして利益を上げるには勝率を上げるもしくは利益と損の比率を1>1にしなければなりません。
でも正直FX初心者だと結構厳しいと思うので最初は勝率を上げつつ損益比率を常に1:1に保つおがベストだと思います。
エントリーするたびに利益と損の比率を2:1にしたいから利確は+100ぴ 損失は-50ぴかなとか計算するのは大変だと思うしきっと続きません。FXは勝率じゃありませんがそれでもある程度精度の高いトレードを目指す必要はあります。
まずはわかりやすいところからトレードルールをクセ付けしてメンタル強化を図っていきましょう。